発売日 2018年3月30日
メーカー あかべぇそふとつぅ
ジャンル アドベンチャー
原画 有葉
シナリオ るーすぼーい
価格 3,672円
おすすめ度 ★★★★★
評価 神作

シナリオについて

泣きゲーのランキング第1位

『車輪の国、向日葵の少女』は、感動して泣けるゲームの「泣きゲー」と呼ばれるジャンルのゲームで、そういったゲームのランキングで第1位を獲得したことのある名作ゲームです。

 

日本に非常に良く似た架空の国を舞台にして、懲役の代わりに特別な義務を言い渡されるという設定です。
主人公はそういった役目となる特別高等人を目指す候補生で、最終試験に3人の少女を更生させるよう指示されます。
一見良くある設定のようですが、大きなネタが仕掛けてあってラストには感動させられます。

各ルートについて

三ツ廣さちルート

第1章にあたるのが三ツ廣さちルートです。

 

感情豊かで明るく愛らしい子で、身寄りがない少女のまなを妹として一緒に暮らしています。
このルートはさちがヒロインですが、妹のまなの健気さや可愛らしさに感動しました。
こんなに良い子がいてもいいのかというくらいに胸をときめかせるキャラクターです。
途中さちに対してはすこしイラっとする人がいるかもしれません。
エピローグのシーンでは、大切に毎日を生きることの大切さが分かって、かなりの感動が押し寄せます。
途中何回もさちを見放してやろうかと考えるかもしれませんが、話が動き始めてからは止まらなくなるように巧みにシナリオが練り込まれています。

 

最後のさちを抱きしめるところは涙腺が崩壊しました(´;ω;`)

大音 灯花ルート

過去のトラウマから、まともに人と話せないようになっている少女の灯花のストーリーが第2章です。

 

一見すると賢くて要領が良さそうに見えて、実は内面は逆というギャップ萌えの子です。
家庭不和がテーマとなっている部分なので話は重たかったです。
灯花は実際は優柔不断な子で、イライラ感が募りますが、逆にその辺りを楽しむパートです。
プレイヤーの庇護欲をそそるキャラクターになっていて、守ってあげたいと思わせるタイプのキャラクターです。

 

作中では灯花は重大な決断を迫られるところがあります。かなり盛り上がるところなので、母親と仲が悪いところを自分の意志で変えていくという灯花の決意が垣間見えるルートでした。

 

また、ルート選択によってはBADENDがあるのですが、その場合病んだえっちな灯花ちゃんが楽しめます(*’ω’*)
(ヤンデレ好きには最高かと…)

日向 夏咲ルート

第3章は異性との接触が禁じられている日向夏咲をヒロインとするルートです。

 

天然でマイペースな子ですが、可哀想な過去を持っており、それに心を苦しめられているという設定です。
何かというとつぶやく口癖が可愛らしく、声優さんの名演技が楽しめます。
ここでは上手にヒロインをあやしてあげる感じになります。
主人公にも過去の苦い体験があり、それが語られるのもこのルートですね。このルートではシナリオはかなり進行していて、おおよそ先の展開が読めますが、実際にはそれを上回ってきます。
最終章への布石になるセリフなどが多いので、このルートを理解しておくと最終章でここはそういうことだったのかというのが分かり楽しいです。

 

夏咲がどうしてコミュニケーション不全になってしまったのか分かると過去の辛い体験に胸を打たれ、今までどのように過ごしてきたのかを知ったときは感動しました。(´;ω;`)

 

システムについて

古いゲームですので、真新しいものは一切ないですが、特に不満なくプレイできました。

まとめ

感動の名作

社会と人間との関係や、罪とは何かという普遍的で大きなテーマに挑んだ作品で、何度もプレイするしました。

 

体験版をプレイしてみて拒絶反応が生じなければぜひおすすめしたいです。
人間の弱さや強さ、理不尽にあらがおうとする人間の意志といったものを体験できます。巧妙に張り巡らされた伏線が最終章で怒涛のように回収されていきます。
ヒロインのそれぞれに魅力があって、どうしても最後まで見届けないといけないという気持ちにさせられるでしょう。
ヒロインごとの分岐ルートはありますが、おおよそ一本道で大きな筋立てに変化は起きません。

 

この作品が楽しめた方はアフターストーリと法月将臣であるとっつぁんの過去の話が楽しめるルートがある「車輪の国、悠久の少年少女」もおすすめです。

ムービー

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